今日は、秋田市とその周辺のお勧めランニングコースその4として秋田市雄和妙法から雄物川河口までの主にサイクリングロードを走るコースをご紹介します。
まずは、コース図です。
片道17.2kmのコースですが、スタート地点の雄和妙法薊沢とゴール地点の新屋町三ツ小屋を結ぶ公共交通機関が無いため、距離は長いですが往復する方が良いかと思います。(秋田大橋のたもとに駐車場があります。)
ただ、私は、昨日(10/13)は、故障明けであまり無理が出来ないためなんとかバスを乗り継いでほぼ片道のコースにして走りました。
具体的には、自宅から秋田駅前まで徒歩。秋田駅西口から西部サービスセンターまで路線バス、西部サービスセンターから雄和の黒瀬橋までコミュニティーバス、黒瀬橋から妙法薊沢まではラン(4.0km)、そして妙法薊沢から三ツ小屋(※雄物川河口)まではこの片道コースのラン(17.2km)、それからこの地図にはありませんが、三ツ小屋から運転免許センター前までもラン(1.6km)をしましたので、合計22.8kmのランでした。
2021.3.10追記
この時は、このコースのスタート地点である妙法薊沢まではバスが通っていないものと思い、黒瀬橋でバスを降りて妙法薊沢まで走って行ったのですが、妙法薊沢のそばまで違う路線のバスが通っていました。秋田市マイタウン・バス南部線Bコースという路線で、イオンタウン秋田から1日7~8本運行しているようです。イオンタウン秋田までは秋田駅前から1時間に1~2本バスが出ています。
運転免許センター前から秋田駅西口までもバスを利用し、3本のバスで、本来なら運賃が1,400円以上だったのですが、うれしいことに65歳以上の私は秋田市の高齢者コインバス事業の適用を受け、1回につき100円つまり300円で済んだのです。今までは、あまり利用することは無かったのですが、運賃が高い時にはありがたい制度ですね。
それはさておき、本題のランに戻ります。
スタート地点の最寄りのバス停である黒瀬橋で降りました。降りてすぐの場所に観光案内板があったのでさっそく一枚写真を撮りました。
この案内板では、現在地の場所に「黒瀬橋バス停」とあるのですが、どこにもそのバス停の標柱らしき物は見当たりません。このコミュニティーバス(秋田市ではマイタウン・バスと呼んでいるようです。)は、市街地を過ぎるとバス停でなくても好きな場所で降りられるようですので、そのためバス停の標柱は不要なのでしょうか?
黒瀬橋です。この橋を渡るとサイクリングロードがあります。
まずは、サイクリングロードの終点と思われる雄和妙法薊沢に向かいます。
サイクリングロードにR13の文字と方向を示すであろう▷がありました。国道13号線の方向を示しているのでしょうか?13号線は、ここからは大分遠いし、方角も少し違うような?
これまでも何回かここを通っていますが、このような路面標識は初めて見るような気がします。いつもは、周りの景色を見ながら走っていますが、今回はネタを探しながら走っているのでこれに気が付いたのでしょうか?
さて、いよいよスタートです。
サイクリングロードには、おおむね0.2kmごとに雄物川河口からの距離表示があります。
しばらくするとサイクリングロードが途切れ、一般道になりました。ただ、まだこの先にサイクリングロードがあるはずです。河口からの距離表示もまだあります。
水沢橋の先にはまたサイクリングロードがありました。
少し進んだところでは工事中と思われる橋脚がありました。おそらく水沢橋が老朽化したので、その架け替え工事を行っているのでしょう。
さらに少し進むとまた路面標識のようなものがありました。通り過ぎてから写した写真が次のものです。
今度は、R16.8と書かれているようです。この写真では良く見えませんが河口からの距離表示の標柱にも16.8kと書かれています。ということは、これは河口からの距離を示すもののようです。RはriverのRでしょうか?
さらに300m程進むと、サイクリングロードは終わっていました。おもの川と書かれた路面標識もありましたので、ここがサイクリングロードの起点かと思われ、ここで引き返します。当初の計画でも、この辺で引き返すことにしています。
サイクリングロードの途中に何か所かあった水門(※正確には、この辺にあるのはすべて堤防を暗渠で貫通しているので排水樋管というようです。)では、川のそばまで下りられるようになっていましたので、下りてみました。
雄物川は、この辺はほとんど流れが無く、むしろ河口方向からの風による波が立っているので上流に向かって流れているようにさえ見えました。
黒瀬橋まで戻って来ました。この先はこの日としては初めて走るコースです。
少し進むと、このコースで唯一の木立に囲まれたコースになります。堤防だけだと単調ですので、この辺はほっとするエリアです。
木立が途切れる手前に鹿嶋神社があります。
鳥居のそばに大きな木2本がロープで繋がれています。その説明看板には次のように書かれていました。
「鹿嶋神社 縁結び夫婦円満長寿の樹 秋田杉(男)けやき(女) 樹齢約275年余」
なるほど。ご利益がありそうな木ですね!
夫婦円満を願ってお祈りしました!
さて、ちょっとゆっくりし過ぎたので帰りのバスに間に合わないかもしれません。雨も降りそうです。少し先を急ぎましょう。
サイクリングロードに架かる橋で岩見川を渡ります。
岩見川と雄物川の合流地点が見えます。少し水の色が違いますね。
橋を渡るとすぐにサイクリングロードの案内図があります。いつもは、チラッと見るだけでしたが、じっくり見ることにします。
なるほど。黒瀬橋から秋田大橋までは雄和仁別自転車道路で、現在地から岩見川沿いを通り、県立中央公園を経て雄物川の上流に出て黒瀬橋までのコースを秋田河辺雄和自転車道路と言うんですね。
ということは、私がこのサイクリングロードの終点と思った地点は終点ではなかったことになります。ただ、その先も何度も走ったことがありますが、自転車専用道は県立中央公園に行くまでは無いので、道路の歩道をサイクリングロードに位置付けているんでしょう。
秋田南大橋に着きました。まっすぐに進んで橋を横断するのは交通量の多い時は危険ですので、右側の地下道を通りましょう。
奥羽本線の下をくぐります。
秋田大橋に着きました。
サイクリングロードはここまでですが、雄物川河口までは安全に走れますので、せっかくなら少し足を延ばして河口まで行くのがお勧めです。
雄物大橋をくぐるともうすぐ雄物川河口です。
河口のすぐそばです。この辺も風力発電の風車が増えましたね。
雄物川河口です。釣りの人や散歩の人が何人もいました。
海岸と日本海です。ようやく天気が良くなって来ました。後は、バス停まで走ってバスで帰るだけです。
バス停までは最短コースを通ります。次の写真の左側の遊歩道のような道をご覧ください。
その道を進むとこうなります。
舗装もしていないし、狭いのでまさに遊歩道ですね。このすぐ先で国道7号線に出ます。
実は、この細い道については、以前もこのブログでご紹介しました。
chuukounenrunner.hatenablog.com
その内容は、グーグルマップでは、ルート検索でこの現地の人でしか知らないような道が表示されることの驚きとそれを可能としているグーグルへの敬意についてです。
長々と書いてしまいましたが、もしお時間があればこちらもお読みください。
この日は、このあと、バスの出発時刻まで運転免許センター前のバス停に着き、無事に帰ることが出来ました。
ただ、ランの後半、向かい風の中帰りを急ぎ、更にシャッターチャンスを狙ってスマホを左手に持ちながら走ったためか、今朝になったら左の脇腹が筋肉痛です(笑)。