ある中高年ランナーの悪あが記

長引くハムストリングス付着部炎に悩まされながらも走ることを諦めきれない高齢者ランナーの奮闘記

旧69市町村ラン(山内村)

 6日前にまた痛めた右足外くるぶし下の痛みも大分軽快し、今朝は痛みが無かったので、リハビリを兼ねて、今日は、現在、横手市となっている旧山内村を訪ねました。

 まずは、行程表です。

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 次にルート図です。

  まず、車を鶴が池公園に置きました。すぐ隣に温泉施設の鶴が池荘があり、まずは、その温泉の直売所の「山菜恵(さなえ)ちゃん」で山内いものこを購入です。山内いものこについては、また後で。

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 駐車場から500mほど離れたJRの相野々駅前からバスでスタート地点の横手市役所に向かいます。バスが来ました。

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 このバスは横手市役所前には行かないので、最寄りの(と言っても600mもありましたが・・・。)バス停で降りて、横手市役所に到着しました。ここで、今日のランのスタートです。快晴で、適度に風もあり、気持ちよく走れそうです。

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 キロ8分ほどの超スローペースで、ゴールの山内地域局に着きました。建物は新しくなっており、最近、建て直されたようです。

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 山内村役場と言えば、娘が小学生の頃、社会科の授業で山内村の勉強があり、山内村役場にお邪魔して資料をいただいたことがあります。今から20数年前のことですが、その時でも建物は古かったと記憶していましたので、よく最近まで持たせたものだと思います。

 さて、今日の行程は、これだけですが、車を置いてある鶴が池公園の付近を散策しました。

 次の写真は、対岸から見た鶴が池荘です。

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 展望台があったので上ってみました。展望台から見た鶴が池です。

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 ところで、この鶴が池は小高い丘の上にあり、この付近では、この池より高い位置にあるのは、ここの展望台だけです。ですので、この池に流れ込む川などは無く、水源は湧き水かと思われましたので、家に帰ってからネットで調べてみたのですが、なかなかヒットしません。ようやくヒットしたのが「横手市歴史文化遺産のまちあるき」という平成30年度まちあるきワークショップに参加した方が発見した歴史文化遺産をもとに作成したというマップです。それによると、鶴が池の水源は、「現在は枯れているとされるが、かつては毎分2tもの湧水があったといいます。」とのことです。

 その湧水が今もなお、池に残っているということでしょうか?

 また、池の上には、ちいさなハスの葉のようなものが一面に浮いています。

 近づいてよく見ると、どうやら高級食材のジュンサイのようです。

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 写真では、分かりにくいでしょうが、水面の下に「つくし」の頭のようなものがいくつか見えると思います。たぶん、これがジュンサイです。まあ、もう収穫の時期は過ぎたようですが・・・。

 このあと、鶴が池荘で入浴です。マスク着用で検温、消毒を経て、入浴券自販機までたどり着いたら、入浴料が600円になっていました。前は確か500円だったような気がします。ここに限らず、最近行った温泉はすべて値上げになっていますが、新型コロナで客が減って経営が大変なのでしょう。まあ、600円で小一時間、鶴が池の景色を見ながらゆっくりとくつろげるので、高くはないと思います。

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 風呂上がりに鶴が池荘の休憩所から眺めた鶴が池です。風呂場には、客が数人いましたが、ここには誰もいませんでした。

 さて、家に帰り、お土産の山内いものこを妻に渡しました。

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 これだけでは大きさが分からないと思いますので、次の写真も見てください。

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 これくらいの大きさです。

 さて、秋田県の方は「いものこ」で通じるでしょうが、他県の方は何のことか分からなかったと思います。

 「いものこ」は、「芋の子」で里芋の親芋の周りに付く子芋や孫芋のことを言うのです。そして、「山内いものこ」は、山内地域特有の土壌や気候の下で作られる独特の粘りやまろやかさが特徴となっており、いわばいものこのブランド品です。

 私が購入したのは、特にまろやかさが強い孫芋です。今日の酒のつまみが楽しみです!