今日は、私のライフワークである「ランニングライフ10大目標 - ある中高年ランナーの悪あが記」の中の4番目の目標である「秋田→青森走破」のこれまでの経過についてお話したいと思います。
この「秋田→青森走破」は、秋田市から日本海の海岸沿いを北上し、青森市まで走るもので、現在、青森県深浦町の千畳敷まで到達していますが、この秋に千畳敷から青森市まで一気に進む予定ですので、その前にここまでの経過をご紹介します。
まずは、ルートの一覧表です。
このように、秋田→青森走破ランは、ここ2年半ほど中断しています。次に、ルート地図です。
秋田駅~井川さくら駅~北金岡駅
まずは、秋田駅から井川さくら駅まで(2017.1.8)、そして北金岡駅まで(2017.4.5)です。この間、特に観光名所等には立ち寄りませんでした。
北金岡駅~あきた白神駅
次に北金岡駅からあきた白神駅までです。(2017.5.28)
八峰町にあるポンポコ山公園へ行ってみました。東京ドーム3個分というとても広い公園です。タワーに上ると日本海が見えました。
あきた白神駅~千畳敷駅
次は、あきた白神駅から不老ふ死温泉を経由して千畳敷駅までです。(2018.4.12~4.13)
あきた白神駅までは、鉄道ファンで人気のリゾートしらかみで行きました。リゾート列車だけあってゆとりの車内でした。
宿泊地の不老ふ死温泉に到着しました。
部屋からの眺めです。日本海がよく見えます。この後、波打ち際にある大人気の露天風呂に入りました。海に沈む夕陽を堪能しましたが、残念ながらカメラは持ち込み禁止なので写真はありません。
翌朝、不老ふ死温泉を出て、再び北に向かいます。深浦町の中心部辺りの海岸沿いの道を走っていると、海の中に大きな岩があり、上に何やら柵のようなものが見えます。
近づいてみると、大きな岩までは海の上に遊歩道があり、渡っていけるようです。
早速、行ってみることにしました。岩の中には、手掘りらしきトンネルがあり、それをくぐります。
大きな岩の上に出ると、先ほど遠くから見えた柵がありました。きっと転落防止のために設置したものでしょう。先ほどの遊歩道といい、手掘りの(?)トンネルといい、そしてこの柵といい、設備に手を掛けているようですが、私はこのような観光スポットを知りませんでした。後で調べたところ、この岩の名前は「大岩」というようです。そのまんまですね(笑)。
大岩を出てまた海岸沿いを北上し、行合崎(ゆきあいざき)という小さな岬に立ち寄りました。271もの植物相(※特定の場所に分布・生育する植物の全種類)を持ち、6月頃からはニッコウキスゲの大群落が見られるようですが、この日はただ草原が広がっているだけでした。
再び海岸線沿いの道路を北上します。海の色がコバルトブルーでとてもきれいでした。
午後3時前には、目的地である千畳敷に着き、遅い昼食とビールをいただいて千畳敷駅からリゾートしらかみに乗って秋田駅に戻りました。リゾートしらかみは、千畳敷駅で長く停車するので、その間に千畳敷を見物する乗客もいるようです。
この後、リゾートしらかみで秋田駅に戻り、家に着いた時にはすっかり暗くなっていました。
この秋田駅から千畳敷駅までの4回、5日間のランでは、一度も雨に降られることもなく、特に青森県に入ってからの海岸線では、とても良い景色を楽しむことが出来ました。
その反面、それらの地域では、道路わきのゴミが目立ち、残念でした。
おそらく一部の観光客が車からポイ捨てしたものでしょうが、ランナーとして各地を訪れることが多い私も、その地にお邪魔させてもらっているという気持ちで振る舞うことが大切であることを改めて感じさせられました。