ある中高年ランナーの悪あが記

長引くハムストリングス付着部炎に悩まされながらも走ることを諦めきれない高齢者ランナーの奮闘記

コーちゃんのランニング日誌(2022年5月分)

 私の5月のランニング日誌です。

 5月は、依然として右腰や臀部に軽い痛みや違和感がありますが、5/29の錦秋湖ラソン(10km)に向けて少しスピード練習に取り組みました

 具体的には、インターバル走とレースペースでのペース走です。

 インターバル走については、これまで200m~400mほどのショートインターバルはやったことがあるのですが、今回はヤッソ800という800mの疾走と400mの緩走のインターバル走にトライしました。

chuukounenrunner.hatenablog.com

 ただ、このインターバル走は、まだ2回しか行っていません。レースペースでのペース走を優先したからです。

 しかし、このペース走もなかなか思うように走れませんでした。なぜかスピードが出ないのです。

 最初は練習不足のせいかと思っていたのですが、腰痛等による長期休養の後に練習を再開した頃よりも更にスピードが出ません。

 そしてレースの5~6日前になって、その原因は貧血ではないか、と思うようになりました。

 私には次のブログのとおり、葉酸不足による貧血があります。

chuukounenrunner.hatenablog.com

 ただ、今年2月の特定健診時の検査の際には、次の表のとおり、赤血球数、ヘモグロビン共に基準値よりは低いものの、前回よりは大分数値が良くなっています。

 この油断があり、買い置きの葉酸が切れてからは飲まずにいたのですが、よく考えれば2月と言えば、右腰等の痛みのためほとんど走っていない時期であり、ランニングと貧血の因果関係からすると、特に貧血が良くなったわけではなく、走っていないことによる一時的な数値の改善の可能性があります。

 そして、その後ランニングを再開したのに葉酸を摂取しないままでいたので、貧血が悪化したのではないか?と考え、急いで葉酸を購入して飲みました。

 ただ、もちろん即効性はなく、キロ5分での10kmペース走を試みたのですが、そのペースではせいぜい5kmしか走れませんでした。

 こうして迎えた5/29の錦秋湖ラソンの結果は次のとおりです。

chuukounenrunner.hatenablog.com

 まあ、今のところこれが精いっぱいであり、いろいろ体の不調を抱えながら如何にしてタイムを戻していくか、それがこのブログのタイトルである「悪あがき」の醍醐味でしょう

 

 話は前後しますが、5/5には旧69市町村ランとして現在は合併して三種町となっている旧八竜町、旧琴丘町、旧山本町の役場所在地を訪ねました。途中、腰痛が強くなったり、鼻血が出たりで少し苦しみましたが、無事に行程を終えました。

chuukounenrunner.hatenablog.com

 

 次に、5/11には秋田県25市町村一筆書きランと旧69市町村ランを兼ねて男鹿市役所から旧若美町役場所在地を経由し、次の25市町村一筆書きランの目的地である潟上市役所までの途中にある船越駅までのランを行いました。このルート上には特に観光スポットも無いので、20kmちょっとの距離を前半はキロ5分半、後半はキロ5分台前半で走り、良い練習になりました。

chuukounenrunner.hatenablog.com

 

 また、5/22は私の所属する秋田一ツ森RCが主催する田沢湖一周記録会があり私は給水係兼写真班として裏方に徹しました。でも、皆さんが走っているのを見るとやはり走りたくなります。

chuukounenrunner.hatenablog.com

 

 こうして5月は170kmほどの月間走行距離となりましたが、やや少ない感じですので6月は体調を見ながらもう少し増やしたいと思っています。

第42回錦秋湖マラソン参戦記

 今日(5/29)は、岩手県西和賀町で開催された錦秋湖マラソに6年ぶりに参加して来ました。

 錦秋湖ラソンは、私のお気に入りの大会の一つで、次のとおり18回も参加しています。

 こうして見ると毎年参加していますね。ちなみに2011年は東日本大震災により大会は開催されませんでした。

 そして、2017年以降はまったく参加していませんが、これは錦秋湖ラソンの前の週にフルの種目がある奥州きらめきマラソンが開催されるようになり、フルマラソンを主戦場としている私としてはそちらに参加するため錦秋湖ラソンからは遠ざかっていたのです。

 ところが今年は奥州きらめきマラソンは10kmの部だけの開催であり、それよりは30kmやハーフがある錦秋湖ラソンにしようと思っていたところでした。

 とはいうものの、私は昨年秋から腰痛・臀部痛に悩まされており、この冬の段階でははたして今後レース出場は出来るのだろうか、というような状況でしたので、錦秋湖ラソンのエントリーが始まってもしばらく申し込みを見合わせていました。

 そして、なんとかレース出場が出来そうだというところまで回復して来たので、エントリーしようとしたところ、30kmとハーフは既に定員に達しており、やむなく10kmにエントリーした次第です。

 ただ、腰痛は依然残っており、また、貧血も悪化しているようですので、結果的には10kmで良かったと思っています。

 

 前置きが長くなりましたが、これからがレースのご報告です。

 10kmの部のスタートは10:05ですが、ナンバーカード等は事前配布で、受付はありません。ただ、新型コロナ対策のため、検温や健康チェックシートの提出がありますので、早めに着くように朝の7:00に自宅を出発しました。今回も走友のY.S.さんと一緒です。二人ともレース出場は去年の富士山マラソン以来ですので、半年ぶりです。

chuukounenrunner.hatenablog.com

 8:30頃には会場に着いて、30kmの部に出場する同じ秋田一ツ森RCのメンバーと落ち合いました。

 

 さて、いよいよスタートです。

 10kmのスタートは、EからHまでの4つのブロックに分かれていますが、私は予想タイムを50分00秒として申告したら3番目のGブロックでした。

 ただ、実際にスタートしてみたら前の方にゆっくりランナーが多く、スタートしてもしばらくノロノロ状態が続いたので、途中からしびれを切らして追い抜きを図りました。

 目標タイムは、今回は50分切りなのでキロ4分50秒台で走ることとし、曇りで気温もあまり高くないので、最初は順調でした。ただ、次第に呼吸が苦しくなりキロ5分を超えるようになってしまいました。これまでは、猛暑の中のレースを除いては、このようにスピードが出ないことは初めてです。やはり貧血の影響でしょうか?それとも単なる練習不足でしょうか?

 それでもラストでスパートをしたところ、なんとか50分は切ることが出来ました

 今回は新型コロナ対策として完走証の交付は無しでしたので、自宅に帰ってからランネットで確認したところ、グロスで49:56ネットで49:45のようです。また、速報値ですが、順位は60歳代で完走者159人のうち34位でした。まあ、あと2カ月余りで 70歳になるのですからこの順位でも良しとしなくてはならないでしょう。

 

 走り終えて駐車場に向かう時、30kmの部の招待選手の川内優輝選手がゴールしたというアナウンスがありましたので、急いでスマホを取り出しましたが、間に合いませんでした。

 

 この後は、温泉入浴無料券が利用できる湯川温泉のせせらぎの宿・吉野屋で入浴して帰宅しました。

 走っている間は少し腰に痛みがありましたが、走り終えてからは痛みはありません。今後は、貧血対策として葉酸をきちんと摂取しながら練習の質と量を増やし、6/19(日)の白神ブナの森マラソンでは、もう少し満足のいく走りをしたいと思っています。

フルマラソン1歳刻みランキング2021が発表されました

 月刊誌「ランナーズ」では、2005年から毎年、前年度の公認コース等の大会での各選手のフルマラソンのタイムを年齢ごとにランキングして100位までを誌上に発表していますが、今年も先日発行のランナーズの7月号でその発表がありました。

 このランキングの対象となった大会の完走者数(※同一人が複数回完走した場合は1人としてカウント)は、2004年度においては78,776人だったのですが、その後、東京マラソンなどの都市型大規模大会の相次ぐ開催やマラソンブームの到来により2018年度には375,907人までに増加しました。

 ただ、2019年度には、新型コロナ感染症の発生により2020年2月以降、ほとんどの大会が中止になったことの影響もあり、313,046人に減少しています。

 そして2020年度には、新型コロナ感染症の拡大により一部の小規模大会を除いてほとんどの大会が中止となったため完走者は11,098人と激減していたところですが、このたび発表になった2021年度の完走者数いくつかの大規模大会が開催されたこともあって69,864人と若干持ち直しました。

 とは言ってもこの数字は過去最高の2018年度の2割にも満たない数字です。

 幸い、今年度(2022年度)になってからは3年ぶりに開催した又は開催を予定しているといった大会が増えて来ているようですので、2022年度はまた以前のような状態に戻ることが期待されます。

 

 さて、私のランキングです。

 ということで、100位以内へのランキングは12勝6敗となりました。

 

 ところで、私は以前、この1歳刻みランキングを用いて加齢がタイムに及ぼす影響を調べたことがあります。

 加齢に伴う筋力や心肺機能の低下により、年齢を重ねるたびにマラソンのタイムが落ちるのは一般的には必然であり、実際のデータを用いてその確認を行っている研究もいくつかあるようですが、私の知る限りではそれらはすべてある同一時点での各年齢群での平均タイム等の比較であり、個々のランナーのタイムの経年変化についての研究は見当たりませんでした。

 そこで私は、個々のランナーのタイムの経年変化を見るためにフルマラソン1歳刻みランキングの第1回(2004年度タイム)の上位100位以内のランナーの2019年度の状況を調べ15年後のタイムの変化をまとめたものが次の記事です。

 なお、すべての年齢についてこれを行うことは大変な労力を要するので2004年度に52歳の男子ランナーだけを対象としています。

chuukounenrunner.hatenablog.com

 

 そして、このたび2021年度の結果が発表されたので、この時(2019年度データ)と同様に2004年度の52歳男子の上位100位以内のランナーについて調査してみました

 2019年度では、年度内にフルマラソンを完走したランナーは100人中40人しかいませんでしたが、2021年度には大会の開催数がわずかであったことから完走者は大幅に減少していることが予想されます。

 そして、その調査結果は以下の通りでした。

 この表について説明しますと、一番左の行が2004年度のランキングの順位で2番目の行がそのランナーの2004年度のタイムです。

 3番目から7番目までの行は、それぞれ2017年度から2021年度までのそのランナーのタイムで一番右の行は2021年度のタイムが2004年度よりどれだけ増加したか(遅くなったか)を示したものです。なお、2017年度以降一度も完走していない(データが無い)ランナーについては表から除外しています。

 そして今回の調査の目的である2004年度の100位以内のランナーについての2021年度の動向ですが、やはり開催された大会が少なかったことを反映して完走者はわずかに8人でした。(幸い私はその中の一人であり、表の中では赤字で示しています。)

 その8人についての2004年度と比較したタイムの増加率の分布は、次の表の右の行のようになっています。

 このように2021年度の対象者8人のタイムの平均増加率(2004年度比較)は34.3%であり、2018年度の調査時の対象者42人の平均より11.1%も悪化していますが、これは3年という時間の経過による(加齢による)悪化がその大きな理由と思われます。

 それに加え、このランキングは年度内に複数回大会に参加した場合にはその中のベストタイムが採用されるのですが、2021年度は開催された大会が少なかったため例年数多くの大会に出場しているランナーであってもほとんどが1ないし2つの大会しか出場出来なかったものと思われますので、その影響もあるでしょう。

 私は、幸運にもエントリーしていた2つの大会が無事に開催され、その中で富士山マラソンのタイムが採用されました。好天に恵まれ、おまけに100回目のサブ4を達成できた思い出の大会です。

chuukounenrunner.hatenablog.com

 来年の1歳刻みランキングの発表時においては、今年度の早い時期に新型コロナが一定程度収束し、ランキングについても以前のように100位以内に入るのが困難になるくらいの大勢の人数で競い合いたいものです。

 

 なお、今回は2004年度に52歳だったランナーのタイムの推移だけを掲載していますが、2017年度と2018年度には2004年度に40歳、45歳、50歳~65歳だったランナーについての調査を行っており、次のブログの後段にその分析を行っています。

chuukounenrunner.hatenablog.com

 ただ、その文章は非常に長文なので、お時間の無い方は次に要点だけをまとめた表とグラフをご覧ください。

 まずは、2004年度に40歳、45歳、50歳~65歳のランキングの上位100人のうち14年後の2018年度にフルマラソンを完走している男子ランナーのタイムが2004年度と比較してどうかをまとめた表です。

 そして、それらについてのグラフです。

 これらをご覧いただいてお分かりのように、14年後の2018年には54歳では半数以上がまだフルマラソンを走っていますが、75歳以上になると僅か2割前後の方しか走っておらず、高齢になるにつれてフルマラソンから離れているようです。

 また、2004年度と比較した2018年度のタイムも54歳では20%ほどの増加にとどまっているものの、75歳からはいずれも30%台半ば~40%台半ばまで増加しており、同じ年月の経過でも高齢になるほどタイムの落ち込みが大きくなる傾向が見て取れます。

 これらの結果はおそらくランナーの皆さんの肌感覚と一致しているものと思われますが、既に中高年ランナーとなっている方やこれから仲間入りする方には、これらの数字を参考にしていただけたら幸せです。

2022田沢湖一周記録会は無事終了しました!

 昨日(5/22)実施予定だった田沢湖一周記録会は、時折小雨が降る天候の中、無事終了しました。予定していた記録会の概要は次の通りです。

chuukounenrunner.hatenablog.com

 

 さて、当日を迎えました。参加者は12名とこじんまりとしていますが、その分、アットホームな感じで、これもいいものです。

 スタートは10時ですが、事情のある3人の方は9時30分にアーリースタートしました。

 

 そしてその後、10時スタートの8人と短縮コースを走る1人、そして給水係のO会長の10人で集合写真を撮りました。

 

 さあ、スタートです。

 

 スターターを務めた選手は、一足遅れてスタートです。

 

 私は、この日は腰の調子も悪いので裏方に徹することとし、スタート後に9.1km離れた第1給水所に車で移動しました。

 そして、給水の準備を終えたところで、アーリースタートのトップランナーが来ました。給水は間に合ったものの、写真を撮る準備は出来ていませんでした。

 次の写真は、アーリースタートの2番目と3番目のランナーです。

 

 やがて、10時スタートのトップランナーが来ました。

 

 その後も続々とランナーが来て、給水所も大忙しです。

 

 最終ランナーが通過後は急いで撤収し、ゴール地点に戻りました。ゴールの写真を撮るためです。

 先頭ランナーが戻って来ました。満面の笑みですが、トップではありません。速い人なのにアーリースタートをしたので先頭となっただけです(笑)。

 

 続いてゴールしたランナーも体調不良により距離を短縮して走ったのでトップではありません。

 

 次は、まぎれもないトップランナーです。

 

 次は、アーリースタートのランナーがゴールしました。

 

 続いて現れたのは10時スタートの女性ランナーです。最後まで力強い走りをしていました。

 

 続々とランナーがゴールします。

 

 3人目のアーリースタートのランナーがゴールしました。

 

 この後は、10時スタートのランナーが続きます。

 無事、全員がゴールしました。天候的には小雨は降っており、湿度は高かったものの気温的には走りやすかったのではないでしょうか。

 次は、皆さんの記録とコメントです。

 

 記録会終了後は、秋田一ツ森RCの有志で旧西木村にある「クリオン」で入浴&食事です。

 このクリオンでは、今、通常2,750円の個室休憩プランが新型コロナのワクチン接種証明書を提示すれば1,700円になるそうで、その情報を入れてくれた今回参加の会員が予約もしてくれました。

 入浴と写真の食事それにこの部屋の貸し切り利用を含めて本当に1人1,700円でした。(乾杯しているノンアルコールビールは別料金です。本当はアルコール入りが飲みたかったと思いますが・・・)

 そして、その他にクリオンからは1,000円分の「はるわりクーポン」も貰いましたので帰りに売店でそのクーポンでお土産を買って帰りました。なんか、得した気分です。

 

 こうして2022田沢湖一周記録会は無事に終了しましたが、私は来週は錦秋湖ラソンに出場します。10kmと短い距離ですが、腰痛もあって不調ですので、こちらは「無事終了」となるかどうか不安です。

明日(5/22)の2022田沢湖一周記録会は予定通り実施します

 以前、このブログでお知らせした秋田一ツ森RC主催の田沢湖一周記録会ですが、当日は雨又は曇りの予報になっています。(気象会社によって予報が違っています。)

 ただ、それほど強い雨にはならないでしょうし、新型コロナ感染症も少しずつ減少傾向にあるようですので、以前お知らせした内容で予定通り実施します

chuukounenrunner.hatenablog.com

 お陰様で、会員以外の方からも数名参加いただき、会員と合わせて10名程で楽しく走れると思います。

 給水所は以下の場所に有人で2か所予定しています

 1か所目は、スタートの春山第2駐車場から9.1km地点の道路沿いの駐車スペースです。また、2か所目は、スタートから14.1kmの「あの激坂」の手前です。

 詳しくは当日ご説明しますが、次のような秋田一ツ森RCの幟を立てておきますので、遠くからでも見えると思います。

f:id:chuukounenrunner:20210604142739j:plain

 では、9:40に田沢湖畔春山第2駐車場の田沢湖レストハウス前の横断歩道付近でお待ちしています!

2022スプリングランニングのお知らせ

 秋田一ツ森RCでは、以下のとおり、2022スプリングランニング(赤田の大仏見学ラン)を実施します。会員以外の方の参加も大歓迎ですので、ぜひご参加ください。

赤田の大仏

実施日:2022年6月5日(日)※延期又は中止の場合あり

行程

9:00 秋田駅中央改札口集合 ※秋田駅から乗る人

               (途中から乗る人は羽後岩谷駅で集合)

911 秋田駅

     | 羽越本線・酒田行 680

948 羽後岩谷駅

10:00 羽後岩谷駅を出発。(3.8km)

10:30~10:40 赤田の大仏見学。

10:40 赤田の大仏出発。

10:45~10:55 五峰苑でバラ鑑賞。

11:20 ぽぽろっこ到着。(4.0km)

11:20~13:20 ぽぽろっこで入浴・小宴会。

13381545) 羽後岩谷駅

           | 羽越本線・秋田行 680

14191624) 秋田駅

 

コース

 

注意事項

タオル、着替えをリックに入れて走ります。マスクを忘れないこと。

荒天や新型コロナの感染状況によっては中止とします。その場合には前日に連絡しますので、参加を希望する場合は、必ず6/3(金)までに秋田一ツ森RCの事務局ptfjc052@yahoo.co.jp)にご連絡ください。

ご参考までに昨年のスプリングランニングの様子を掲載いたします。

chuukounenrunner.hatenablog.com

スズタケの花とヤッソ844

 「スズタケ」という植物をご存知でしょうか?

 スズタケは大型のササの1種ですが、ササの開花の周期は非常に長く、60~120年に一度しか開花しないと言われているようです。

 そして、ここ2日ほど前から秋田のテレビ局のローカルニュースで「一つ森公園でスズタケが一斉に開花した」というニュースが流れていましたので、ぜひ見てみたいと思っていましたが、場所が特定できずに見ることが出来ませんでした。

 ところが、今朝(5/13)の秋田魁新報にこのスズタケの開花の記事が掲載され、その場所も判明しましたので、早速行ってみました。

 

 場所は一つ森公園の南側の駐車場から日本庭園に向かう左側の階段の脇です。

 普段はあまり人のいない場所ですが、皆さん同じ目的のようで、10人ほどが観察していました。

 

 そしてこれがスズタケです。

 

 もっとアップで写したものがこれです。紫色のものが花のツボミで黄色いのが花のメシベです。

 

 このスズタケの開花は非常に珍しい現象のようで、インターネットのニュースでもいくつも紹介されていました。

nordot.app

 この花の開花時期は1~2週間で、その後ササは枯れてしまうということですので、お近くの方はぜひご覧になってください。

 一つ森公園では、そろそろツツジも見ごろとなります。

 

 さて、私はこのあと、いつものジョギングコースに向かいました。

 ここに来た目的は、ヤッソ800というインターバル走を試してみるためです。

 ヤッソ800とは、800mの疾走と400mジョグを1セットとして10本行うインターバル走です。そして、その設定ペースは、フルマラソンの目標ゴール時間の「時間と分」を「分と秒」に変換して算出します。

 つまり、私の目標タイムが「3時間50分」だとすると、800mを「3分50秒」で走ることになります。ただ、この一つ森公園のジョギングコースは1周約422mですので、ここを2周つまり844mの疾走と422mのジョグを1セットとすることとし、名前を勝手にヤッソ844と名付けました。そして設定タイムは44m伸びた分として10秒増やし、4分ちょうどとしてトライします。

 そして結果は、最初の844mは4分ジャスト、レストの422mは3分26秒、2回目の844mも4分ジャストと機械のような正確さでした。

 ただ、これは全力で走ったらたまたまそうなったというだけで、このペースで10本も続けるのは現時点ではとても無理のように思えます。今日は腰が痛いので無理をせずに2本でやめにしました。

 844mを4分という速度は、キロ4分45秒ほどですので10kmのレースペース(夏場を除く)だったのですが、思った以上に走力が衰えているようです。

 ヤッソ800は、最初は3~4セットから始め、毎週1セットずつ増やして10セットにするもののようですので、あせらず地道に走力の回復に努めたいと思っています。