2020年も残すところあとわずかになりました。
本当であれば、この1年間に参加したマラソン大会を振り返りたいところですが、2020年は、新型コロナ感染症が発生し、国内では2月頃から蔓延して、マラソン大会は軒並み中止となったため、参加した大会は1月の勝田全国マラソンと12月の名取トライアルマラソンの2レースだけでした。
そこで、今回は2020年ではなく、2019年に参加した大会を1年遅れで振り返りたいと思います。
2019年は、下の表のようにフル6本を始め全部で14本のレースに出場しました。
第67回勝田全国マラソン(フル)
まず、1/27の勝田全国マラソンです。長い歴史があり、全国的に有名な勝田全国マラソンですが、私はこの時が初出場でした。フルの参加者は、優に一万人を超える大規模大会ですが、スタート付近の道幅がやや狭いため、スタート後しばらくは大混雑でした。ただ、全体的にアップダウンが少なく、走りやすいコースだと思います。
タイムは、グロスで3:44:59、ネットで3:41:14で、ほぼ予定通り走れました。
第38回佐倉健康マラソン(フル)
次に、3/24の佐倉健康マラソンです。私は、2009年、2010年とこの大会に参加していましたが、その後は3月は主に板橋シティマラソンに出場していたので、9年ぶりの参加となりました。
天気は快晴で気温もあまり上がらずに良いコンディションと思われましたが、段々風が強くなり、特に後半は向かい風に苦しめられました。
しかし、タイムは予定より2分ほど早く、グロスで3:38:13、ネットで3:37:56と満足できる結果となりました。
第57回河田杯マラソン(10km)
次は、4/20に行われた河田杯マラソンです。この大会は開催地の北秋田市出身で戦中・戦後に活躍した長距離ランナーの河田康雄さんの名前を冠した大会で、参加者は200人足らずですが、開催回数は57回を数える歴史ある大会です。
私は、この日は2回目の出場ですが、土手の上を走る部分が多く、風が強いともろにその影響を受けます。
この日も風が強かったのですが、タイムは46:59と満足できるものでした。
第32回黄桜まつり健康マラソン(7km)
次は、5/12に行われた黄桜まつり健康マラソンです。
この大会は、由利本荘市の東由利地区にある八塩ダムの周辺を走るもので、私は初出場です。
アップダウンの激しいコースとは聞いていましたが、噂にたがわぬ難コースで平らなところはほとんどありませんでした。
天気は快晴で、陽射しは強かったのですが、空気がカラッとしており、気持ちよく走れました。7kmのコースということになっていますが、私のGPSウォッチでは、6.57kmとなっていたので、少し距離が短いかもしれません。
その分タイムは良く、この難コースにもかかわらず、32:29で走ることが出来ました。
2019奥州きらめきマラソン(フル)
次は、5/19に岩手県の奥州市で行われた奥州きらめきマラソンです。
私はこの大会は、第1回から3年連続で出場しており、第1回には、気温が30度を超え17人が熱中症で救急搬送されるなど、結構暑くなります。
この日もスタート時から気温が20度を超え、強風が吹くコンディションで、タイムも予定より5分ほど悪くなりました。グロスで3:49:44、ネットで3:48:23でした。
次は、6/8に山形県遊佐町で行われた鳥海ブルーライン登山マラソンです。
登山マラソンと言っても登山道を走るトレイルランではなく、鳥海ブルーラインという舗装された山岳道路を走るのですが、その標高差がものすごく、17kmの部のコースでは、標高差1000mを一気に駆け上がります。
私もその17kmの部にエントリーしていたのですが、主催者側の都合により当日急遽10kmの部に変更になってしまいました。詳しくは、次をご覧ください。
鳥海ブルーライン登山マラソン(ユニークなマラソン大会その1) - ある中高年ランナーの悪あが記
まあ、そのようなことで毎年走っている標高差1000mを走ることができないのは残念でしたが、タイムは59:38と厳しい上り坂の割には、まあまあでした。
第6回白神ブナの森マラソン(17.3km)
次は、6/23に秋田県藤里町で行われた白神ブナの森マラソンです。
これもまた、激坂マラソンです。詳しくは次をご覧ください。
白神山地ブナの森マラソン(ユニークなマラソン大会その4) - ある中高年ランナーの悪あが記
スタート前には、天候は曇りで割と涼しかったのですが、スタート後には時折日も差してやや暑くなりました。それでも折り返しまでは予定タイムより早かったのですが、後半はレース中に出来たマメの痛みと筋肉の疲労で結局予定タイムより1分半ほど遅い1:30:24でのゴールとなりました。でも、10日ほど前に右足外くるぶしの下を痛め(※現在も時々痛くなる場所です。)4~5日ほど走れなかった割には良く走れたと思います。
第33回日本海メロンマラソン(10km)
次は、8/4に男鹿市の若美地区で行われた日本海メロンマラソンです。
この大会は、毎年真夏に開催され、気温も30度前後になります。この日もたぶんそれくらいだったでしょう。
私は、これまではずっとハーフの部に参加していましたが、ハーフは65歳までという年齢制限があり、今回はやむなく10kmの部に出場しました。
タイムは、48:49と暑さを考えると妥当なタイムでしょう。
第35回西目健康マラソン(10km)
次は、9/8に由利本荘市西目地区で行われた西目健康マラソンです。
この大会は、例年、田沢湖マラソンの1週間前に行われますので、ここ数年は田沢湖マラソンの足慣らしとして出場しています。
しかし、今回は例年にも増して気温が上がり(30度は軽く超えていたでしょう。)、レース中に熱中症のようになって、フラフラになりながら何とかゴールしました。
タイムは、52:21と最悪でした。
次は、9/15に仙北市で行われた、秋田県最大のマラソン大会である田沢湖マラソンです。
田沢湖マラソンは、私の44歳の時に初めて参加したマラソン(※娘との3kmペアマラソン)であり、フルマラソンのデビュー(※45歳)をした舞台でもあります。
それ以来、20数回参加している私にとって最もなじみの深い大会ですが、最も苦手な大会でもあります。
その原因は、アップダウンの激しいコースにもありますが、何といってもフルマラソンを走るのには過酷な気温になることが多いことにあります。
この日も、気温が28度台まで上がり、終盤、足がつりそうになって、ずっと歩かざるを得なくなり、タイムはグロスで4:17:28、ネットで4:17:10と最悪の結果となりました。(※左手に汗ふきのタオルハンカチを持って走りました。)
次は、9/29に横手市で行われたよこてシティハーフマラソンです。
この日の大会は、第4回ですが、私は初出場です。天気は、雨上がりという感じで暑くはありません。ただ、後半になってなぜかまったく足が進まなくなり、1:47:51というボロボロのタイムとなりました。
9月に出場した10km、フル、ハーフの3レースともワーストに近いタイムとなり絶不調です。
令和元年度潟上市健康マラソン(5km)
次は、10/14に行われた潟上市健康マラソンです。
この大会は、2回目の出場ですが、何と参加料が無料なのです。詳しくは、次をご覧ください。
潟上健康マラソン(ユニークなマラソン大会その3) - ある中高年ランナーの悪あが記
この日は、風が強く、最初は追い風で助けられましたが、その後は向かい風になって苦しめられました。
タイムは、22:15 と2年前より30秒ほど悪かったのですが、まあ、許容範囲でしょう。
盛岡シティマラソン2019(フル)
次は、10/27に岩手県盛岡市で行われた盛岡シティマラソンです。
この大会は、岩手県で行われる3つ目のフルマラソンとしてこの年に初めて開催された大会です。
前日はほとんど眠れずに睡眠不足でスタートしましたが、天気は曇りで気温が15度ほどと絶好のコンディションに助けられ、途中までは順調に進みました。
しかし、後半に入ってそのスピードが維持できなくなり、30km地点では予定していたタイムより2分ほど遅くなってしましました。そのままズルズルと遅くなってしまいそうな展開でしたが、35km地点で知り合いのランナーに追いつかれ、それではと追いかけたところ残り7kmを予定を大幅に上回るスピードで走り抜けて予定より1分弱速いグロス3:48:46、ネット3:47:38で走ることが出来ました。
タイム自体はあまり良くはありませんが、後半のアップダウンと前月(9月)の絶不調を考えると上出来でしょう。
なお、この日の夜は盛岡市で私のお気に入りの和楽器バンドのコンサートがあったので、もう一泊してコンサートを楽しみました。
第31回袋井クラウンメロンマラソン(フル)
次は、12/8に静岡県袋井市で行われた袋井クラウンメロンマラソンです。静岡県で行われる大会に参加するのは初めてですので、観光も含め、楽しみにしていた大会です。
この大会は、アップダウンの多い大会として知られており、特に前半と終盤は厳しいとの情報がありました。
温暖な静岡県とはいえ、12月ですので寒さも警戒していたのですが、暑からず寒からずで微風という絶好のコンディションの中、Aブロックのスタートで混雑も無く順調に走り始めました。
前半は事前の情報のとおりアップダウンが多かったのですが、思ったより調子が良くキロ5分程度で走りました。
そして後半は、大会パンフレットによるとおおむねフラットな部分が多いはずですが、結構アップダウンがあり、さらには25km過ぎから少しずつ身体のバランスが崩れ始め、30km過ぎからは明らかに身体が左に傾くようになりました。
特に下り坂に差し掛かる辺りでは何度も転びそうになり、なんとかバランスを取って走りましたが、スピードは大きく落ちてしまいました。
この自分で身体をコントロール出来ない状態は、これまでも何度もあり、私は「ぬけぬけ病」ではないかと疑っています。「ぬけぬけ病」については、次をご覧ください。
chuukounenrunner.hatenablog.com
そのようなことで、結局予定タイムより8分ほど遅いタイムのグロス3:47:57、ネット3:47:43のゴールとなってしまいましたが、25km地点までは良いペースで走れたのが収穫でした。
下の写真は、スタート・ゴール地点のエコパスタジアムです。エコパスタジアムといえば、この年の9月から開催されたラグビーワールドカップで日本が強豪アイルランドから大金星をあげた時の会場として一躍有名になりました。
最寄りの愛野駅の駅前にもワールドカップにちなんだラグビーボールのモニュメントがありました。
この大会には、同じ「秋田一ツ森RC」のメンバーで高校の同級生でもあるYさんと一緒に出場し、この後もう1泊して二人で静岡県の観光を楽しみました。
以上、2019年に出場したマラソン大会を振り返りましたが、一応、2020年に出場した2つの大会についてもご紹介したいと思います。長くなってしまいましたが、もう少しお付き合いください。
第68回勝田全国マラソン
まず、今年の1/26(日)に行われた勝田全国マラソンです。
天候は曇りで微風の絶好のコンディションでしたが、スタート時はまだ寒く、使い捨てのポンチョを着て走りました。(※最初の給水所で脱ぎました。)
前年はDブロックでのスタートでしたが、今年はEブロックでのスタートとなり、やはり大渋滞で最初の1kmでネットでも6分半も掛かってしまい、その後も流れに乗って走るしかなく、しばらくは歯がゆい思いをしながら走りました。
でも、その分、体力の消耗を抑えられて、いつものような後半の落ち込みもほとんどなく、グロス3:43:12、ネット3:39:43と結果的には予定通りのタイムで走ることが出来ました。
2020名取トライアルマラソン
次は、12/6(日)に宮城県名取市で行われた名取トライアルマラソンです。
新型コロナ感染症の影響により、各地のマラソン大会がほとんど中止となる中、ランニング誌の「ランナーズ」を発行しているアールビーズ社が勇気をもって開催してくれた大会です。
私は、8月から10月までの3か月間は、次々と故障が発生し、満足な練習は出来ませんでしたが、せっかく出場できるのだからと、11月は付け焼き刃的ではありますが、それなりの練習をしてこの大会に臨みました。
はたして、付け焼き刃的な練習でしたので、結果はグロス3:55:07、ネット3:50:57と走力の衰えを思い知らされることになりました。でも、もともとそれは織り込み済みで予定タイムよりは1分ほど早いゴールだったので、悲観はしていません。
なお、この大会ではレース中にめったにない事件(?)がありましたので、それについては、次をご覧ください。
chuukounenrunner.hatenablog.com
以上、2019年とわずかながらも2020年のレース結果をご紹介させていただきました。2021年には、新型コロナ感染症が収束に向かい、多くのレース結果をご報告できるよう願っています。